ダイエットが必要、5歳(年長)で肥満・・・
健康診断でドクターから体重を指摘されてしまった。
ムチムチしているのは可愛いけど、ちょっと太り気味?
など子どもの体重などで気が付くと不安を感じてしまうことがあると思います。
子どもにダイエットをさせるとなると、
「成長途中なので健康に悪影響を与えてしまうのではないか?」
と心配になる方もいるのではないでしょうか。
肥満は大人の問題だけではなく、子どもの中でも大きな問題となっています。
Contents
5歳児の平均体重、平均身長は?
5歳となると、小学校への就学を意識し始める時期になりますよね。
運動能力や発達などをお友達と比べて不安を感じたり、身長や体重を気にしたりするお父さんやお母さんもいると思います。
大人になると、男性の背が高く、女性の方が背が低いというのが一般的になりますが、5歳の時期では女の子も男の子も身長に大きな差はありません。
5歳の平均身長は、5歳になった時にはだいたい106㎝前後。
6歳になる手前で、112㎝前後になっているようです。
5歳の平均体重は、5歳になった時にはだいたい17㎏。
6歳になる手前で、20㎏前後になっているようです。
ですが、5歳の子どもの発育は個人差が大きく出るので、平均身長や平均体重よりも小さかったり大きかったりしても問題ありません。
1月から3月に生まれた早生まれの子供は、同じクラスの子供たちに比べて小さく見えるかもしれませんが、年齢相応の身長なら問題ありません。
5歳(年長)肥満改善のためのダイエット方法
子どものダイエットは、普段の生活スタイルを見直すことからしてみましょう。
子どもは成長途中なので、過激なダイエットは危険です。
普段の食事、日常生活を意識するだけでも変わってきます。
できることから始めてみましょう!
食生活の見直し
- 食事をゆっくり噛んで食べる
- 家族で会話を楽しみながら食事をする
- 食事前や寝る前にお菓子を食べたりしない
- お菓子は、時間をルールを作る
- 1日3食しっかりと食べる
- 食べられるだけの量を一人ずつ盛り付ける
- バランスの良い食事を心がける
- 腸内環境を整える、乳酸菌などを取る
- 揚げ物、濃い味の食事に気をつける
- ジャンクフードなどは1ヶ月に食べる回数を決める
- ジュースなど砂糖が入っている飲み物を控える
日常生活の見直し
- 家事などの役割を決める
- 外遊びや運動を積極的にさせる
- 徒歩での移動を促す
- 家でストレッチや簡単に運動をする
- ゲームは時間を決める
- 勉強だけではなく、体を動かす機会を作る
- 早寝早起きなどの生活習慣を身につける
子供のダイエットには食生活の改善が重要
子どもの肥満を解消するには、親の協力が必ず必要です。
子どもの肥満の多くは、親の生活スタイルが影響しているということがほとんどだからです。
不規則な生活、運動不足、バランスの悪い食生活。
子どもは、親に出されたご飯を食べています。
親が嫌いな野菜があって、食卓に並ぶことは少なければ、子どもの野菜を食べる量は少なくなってしまいますよね。
揚げ物やお肉類ばかりの食事になると、高カロリーの食事になってしまいます。
もう少しでご飯なので、親がお菓子を食べていいと言ったり、高カロリーのお菓子や炭酸飲料など砂糖がたくさん入ったジュースを飲んでご飯が食べられなくて、良く生活のバランスが悪かったりすることもあります。
子どもの生活習慣と一緒に、親の生活スタイルや生活リズムを見直して見ましょう。
親も子供と一緒に運動、ダイエットを
子どもの肥満は、早めに解決するのが大切です!
パパとママの意識改善や協力は、必ず必要となります。
家族全員でダイエットをすることで、多くの子供の肥満は改善することができます。
子どもの肥満は、病気や成長に影響があるだけではありません。
友達から傷つくことを言われてしまうかもしれません・・・。
少しでも気になることがあるのなら、早めに対策をしてあげましょう。
子どもの肥満を改善するにはママとパパも一緒に取り組むことが重要です。
一人で運動しなさい!といっても無理ですよね・・・。
一緒に遊びの延長みたいな感じで運動すると、楽しみながらダイエットにもつながります。
親も一緒に運動することがとても重要なポイントです。
また食生活に関しても、どうしても仕事が忙しくて外食やお弁当に頼りがちということもあるでしょう。
そのような時でも、食材のバランスを考えて選ぶだけでも、変化を見ることができます。
お休みの日で時間がある時に、食事バランスを考えた献立を一緒に作って食べるというのも良いですね。
パパとママがムリのなり範囲で、子どもの様子を見たり、生活習慣を意識することでダイエットの効果は出てきます。
大人のダイエットでは、運動をしましょうとよく言われますよね。
それは、大人には日常的に運動をする機会がないからなのです。
幼稚園に通っている子供は、普段から園庭を走り回ったり、公園でたくさん遊んだりする機会があるので、大人のように特別にジムに通ったりする必要はありません。
運動が苦手な子供にとって、運動を強要させられるととてもストレスを感じることになり、過食に走ってしまうこともあります。
突然体への負担が大きくなるような運動を始めるより、親と子供一緒に遊べるようなことから始めてみましょう。
遊びでできる鬼ごっこ、かけっこ、キャッチボール、話しながらウォーキングをしたりするのも良いですね。
縄跳びもオススメです。
トランポリンも子供向けの安全な商品がありますね。
いきなり運動を始めてケガをしないように、体への負担が軽いことから始めましょう。
小学校に入学する前に痩せた方が良い?
子どもの肥満は、親の力なしではできません。
親も子供も一緒に生活習慣を改善するなどの努力が必要となります。
どうして、早く肥満対策をしなくてはいけないのでしょうか。
主な理由は3つあります。
病気のリスクを高くする
子どもの肥満は、病期のリスクを高くするということです。
大人と同じく、糖尿病・脂質異常・高血圧の生活習慣病になるリスクが高まります。
体の中の脂肪が増えると、動脈硬化になりやすく心筋梗塞や脳卒中を引きおこしやすくなります。
子どもの肥満は、小さい頃から動脈硬化の進行を促していることになりますので、とても危険です。
思春期の肥満は、子どもの頃の肥満が原因になる
子どもの頃の肥満は小さいうちに解消しないと、小学校高学年から高校生の多感な時期にも肥満になってしまう傾向があります。
この時期まで肥満が続くのは、とてもキケンです。
最近の研究で、10歳のときの体格指数が高いと、大人になってからの血管の病気になるリスクが高くなるということが分かっているのです。
血管の病気は、ダイレクトに命に関わるので死亡リスクが高くなります。
肥満で体を動かすことがままならないと、運動能力が低下し、ケガをしやすくなってきます。
肥満という見た目を気にして、人間関係が築くことができないという問題もあります。
成長して、身長や体型が完成した頃から肥満を解消するのは難しいので、成果が表れやすい子供の頃にダイエットをして肥満改善することが重要です。
体型のコンプレックス
肥満が原因の悩みを持ってしまうと、子どもが自分にコンプレックスを持ってしまうこともあります。
コンプレックスを感じると、誰もが自分を見ているのではないかと思ったり、自分に自信を持つことができなかったり、自分を工程できなかったりという気持ちをもってしまう可能性もあります。
学校に通うようになると、周りの友達から体型について何か言われるなど、子ども同士でイジメの原因になることもあります。
子どもが傷つかないためにも、小学校に入学する前に肥満から解消することも大切です。
子供のダイエット、成功のポイント
子どもの肥満解消をするには、自分の子供に合ったダイエット方法を見つけることです。
子どもに嫌いなことを強要したり、好きな事を我慢させすぎたりすると長続きしません。
いろいろなことを試してみて、子どもに合ったダイエット方法を探しましょう。
体を動かすことが好きな子なら、公園に誘ったり、スポーツを見に行ったりするのも良いです。
逆に、体を動かすことが苦手な子なら、食事を低カロリーにしてみたり、おやつを一緒に作ったり、糖分や脂肪分、カロリーに気をつけるようにしましょう。
ゲームが好きな子には、体全体を動かすゲームを家族でしたりするのも良いですね。
毎日体重を決まった時間に測って、グラフに記入すると変化を見ることができますのでオススメです。