子供の食欲を抑える方法
といったお子さんが太っていくという悩みを持つ親御さんは多いのではないでしょうか。
平均体重を大きく上回り、そろそろ指導が入りそう。
- 子どもが太っているのが気になるから痩せさせたい
- 大人より多く食べているときがある
- ご飯を食べたばかりなのにすぐにお腹がすいたという
- 気が付いたらずっと食べている
このような悩みを持っているパパとママはいませんか?
食べないのも心配ですが、食べ過ぎるのも心配になりますよね・・・体重。
今回は、食欲が旺盛な子ども、子供の食欲を抑える方法について調べてみました。
Contents
食べる過ぎるうちの子、このままで体重は大丈夫?
ぷくぷくでぽっちゃりしている赤ちゃんや子どもって、とっても可愛いく見えますよね。
「好き嫌いもなくごはんをなんでも食べることができて活発に動くことができる」
ということを聞くと健康に成長しているんだなとも思えます。
たくさんご飯を食べている子供を見ると、楽しく食事をすることができて健康的でなによりと思いますが、年齢・体型・性別を考えると本当にその量を食べて大丈夫?と心配になることもあります。
子供の食欲旺盛の原因
子どもの食欲旺盛にはどんな原因があるでしょうか。
- 満腹中枢が未発達
- 運動量が多い
- 活発な代謝
- ストレス
などがあります。
満腹中枢が未発達
子供は満腹中枢がまだまだ未発達なので、満腹中枢が未発達な子供もいます。
運動量が多い
子どもは起きている間、動き回っていることが多いと思います。
静かな時はいたずらをしているか寝ているときか・・・ではありませんか?
代謝も活発なのでその分エネルギーが必要となります。
栄養を十分とることができて、バランスのよい食事をしているのならOKです。
ですが、お菓子を食べ過ぎたり甘いジュースを飲み過ぎたりするのは肥満や糖尿病になる危険性があるので注意が必要です。
子どもの頃に肥満がみられる場合、将来的に糖尿病や生活習慣になるリスクが高まると言われています。
乳児期(1歳半くらいまで)の肥満は成長することで自然に解消されると言われていますが、幼児期後半(3歳~6歳頃)以降は特に注意しましょう。
ストレス
生活しているとどうしてもストレスは出てくるものですよね。
子どもも同じです。
食べることでストレスを発散する子供もいるようです。
子どもと同じ目線になって楽しく話しながら食事の時間をすごすことも大切ですね。
食欲を抑えるために、食事中に気をつけたいこと
食欲を抑えるために気をつけたいことをご紹介します。
これならできそう!ということがあれば参考にしてみてくださいね。
最初は野菜から食べ始める
野菜を最初に食べるのは、「血糖値の上昇をゆるやかにして太りにくい身体を作る」のと「食べ過ぎを防ぐ」という2つの理由があります。
汁物があるのなら胃腸や身体を温める役割をしてくれるので野菜より先に食べてもOKです。
理想の順番は、野菜→メインのおかず→ご飯です。
タンパク質多めの食事内容にする
タンパク質は、筋肉や血液を作るために重要な三大栄養素のひとつです。
エネルギー源でもあります。
タンパク質を多く含むのは大豆製品や肉や魚がありますが、脂質が少ない良質なタンパク質を選びたいですね。
肉類→赤身の牛肉・鶏肉(胸肉やささみ)など
魚類→さけ・タラ・イカ・タコ・など
豆類→納豆・豆腐・枝豆など
チャーハン、うどんなどの炭水化物が中心のメニューはなるべく食べる機会を少なくしましょう。
具だくさん味噌汁
野菜たっぷりの具だくさん味噌汁にすると、自然とたくさんの野菜を食べることができます。
冷凍の野菜を利用することで、簡単に作ることができます。
豆腐や海鮮などを入れても美味しく食べることができますよ。
歯ごたえを感じる食事にする
歯ごたえを感じる食事だと、噛む回数が増えて満腹感を早く感じることができます。
晩御飯以降は食べない
晩御飯を18時や19時までに食べるようにして、晩御飯以降は何も食べないようにしたり、夜○時以降何も食べないなど工夫をすることも大切ですね。
パパとママも子供と一緒にダラダラとお菓子や夜食を食べないようにすることで、大人もダイエットをすることができるかもしれませんね。
朝昼晩の理想の食事の量
子どもの胃は小さいので、あまり食べ過ぎると体の負担になってしまいます。
ですが、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
子供一人一人によって必要としている食事量は違ってきます。
成長途中の子供ですから、必要な栄養素がたくさんあります。
食事をするときのイメージを悪くしないためにも、ムリに食事制限をしないでおきまそう。
昼→朝ごはんと同じで、しっかりと食べて大丈夫です。あまり脂っこいものばかりにならないように気をつけましょう。ご飯・パン・麺類のみになりがちですが、野菜をプラスするなど工夫をしましょう。
夜→家族そろって今日あったことを話したりゆっくりとした時間を楽しみたいですね。必要最小限のエネルギーで脂質を抑えた食事にしましょう。
おやつは我慢したほうがいい?
ダイエットと聞くと、おやつは我慢というイメージがありますよね。
おやつは子供が楽しみにしていることでもあります。
適切な量を守って時間や約束を守って食べることを身につけることが大切です。
オススメのおやつ
- くだもの(季節に合ったものがいいですね)
- 牛乳
- ヨーグルト
- さつまいも
- おにぎり
- せんべい
- 野菜チップス
- 小魚
- たまごぼーろ
- グミ
など。
市販のおやつを出しても何も問題ありません!
その場合は、添加物の入っていないもの、塩分・砂糖・脂質が少ないものなどを選びましょう。
水分補給はとても大切ですが、甘いジュースの飲み過ぎは肥満や虫歯の元になるのでなるべく避けたいですね。
食事を食べ過ぎたときは、おやつは少な目にしたりナシにしたり柔軟に対応していくことも大切です。
子どもの食欲を抑える対処方法
子どもの食欲を抑える対処方法をご紹介します。
- 「いただきます」「ごちそうさま」で食事の区切りをつける
- 好きな食べ物ばかり出さない
- 一つのお皿に少しずついろいろな種類の食べ物を盛り付ける
- 野菜や汁物の量を増やして満足感を促す
- 食事の準備や後片付けを一緒にすることで食事の時間を認識させる
家族みんなで工夫をすることで、食欲を抑えることができるようになってきます。
食欲旺盛な子どもにパパとママができること
成長途中の子どもなのでムリに食事を減らしたり過度なダイエットをさせたりということより、栄養バランスのとれた食事を考えたり、水泳や体操など体を動かす習いごとをしたり、思いっきり外遊びをしたりということをすることができます。
食事量を減らすということよりも、食事の内容や生活習慣を見直していきたいですね。
しっかりと栄養バランスを考えた食事を考えて、元気にのびのびと動いていて健康なら問題はないのかな?とも思います。
子どもが本当にお腹がすいていて大人と同じくらいの量を食べているのなら、食事の量を減らすのではなく野菜を多くしたり、おかわりは1回までなどをして様子を見てみるのも良いかもしれませんね。
とはいっても、ダラダラと食べ続けて量が増えているようなら対策が必要になるかもしれません。
ダラダラ食べを予防するには、食事にかかる時間や量を少しずつ調整してみてもいいかもしれません。
食べる時は食事を楽しんでよく噛んで食べるようにしたり、手軽に食べられるものを手に届く場所に置いておかないなど工夫をすることも大切です。
まだまだパパとママが食事の管理をしていくことになりますので、子どもに合った方法を探してみてくださいね。